発症から1か月後リハビリテーション病院での面談
参加者
- 医師
- 看護師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 兄・義姉・弟・私(妹)
時間:30分程度

医師からの説明
脳に水頭症などの異常がみられないこと
尿の管を挿入しており、尿意を感じ伝えられるようになるまでは外せない。
1か月を想定しているとのこと。(実際はこの数日後には外れてました)
日中は膀胱を膨らませる訓練。
夜は睡眠の妨害にならないよう、解放しているとのこと。
右下肢のこと
金属支柱付きの長下肢装具を使用し立位訓練、歩行訓練をしているとのこと。
入院時と比べ、筋肉の収縮が見られるようになってきているとのこと。
筋収縮があるということは麻痺が取れてきているというよい兆候なのだそうです。
この説明の時は希望の光が差したような感覚を覚えました。
ただ、今の段階ではどこまでよくなるか、分からないが、お若いので十分可能性はあるとのことでした。
長下肢装具を自分専用のものを購入検討を勧められました。
病院のものだと、サイズの問題、使いたいときに他の人が使っていて使えないときがあるので、ということでした。
右上肢のこと
指を動かしたり、腕を上げるということは出来ない状況。
脚とは違い、現在まだ筋収縮が見られていない。
低周波という電気を当て強制的に筋収縮を起こし、自分で筋肉が動く感覚を感じてもらうようにしている。1週間、1カ月と経過を追っていきます。
面会時に家族でできるリハビリの仕方を後で説明いただきました。
言語のこと
自身で単語や文を発することができない状態。
着替えの時に洋服を見せたりすると協力してくれたりと、見たもので状況を理解されている。
「お腹が痛い」や「トイレに行きたい」などの本人からの訴えを言葉にするのが難しいので、
病院側も察知が出来るよう絵を張るなどして工夫していきたい。
食事のこと
経口食を本日から開始。
お昼に小鉢に少量のおかゆを20分かけゆっくり食べた。
少しづつ量を増やしていていき、鼻のチューブを一日も早く外せるようにしたいとのこと。
まだ嚥下の機能が低下しているこの時期は、誤嚥が怖いそうで、誤って肺に入って肺炎を起こしてしまうことがあるということで、言語聴覚士さんが食事も立ち会っていただいています。
兄の様子
まだ頭がボーッとしているときがあるのかなという印象でした。
面談はしっかり聞こうと頷きながら聞いていました。
恐らく単語を拾いながら理解しようと頑張っていたのではないかと思います。
初めての面談を終えて
右足、右手が突然動かなくなり、言葉も伝わらない中で、相当不安で心細いのでは。という思いから
しばらく兄の元を離れることが出来ず、病院の受付の方に注意されるまで居座ってしまいました。

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