脳出血発症から3カ月間の歩行訓練の様子

1カ月後、7月7日の歩行訓練

まだ自分の装具ではなく、病院の長下肢装具を付けて行っています。

兄が歩行のリハビリをしているところを始めて目にした歩行訓練の動画でした。

この動画は義姉から当日送られてきたものですが、この動画を見たとき、兄が歩いていることに驚き、嬉しかったのを覚えています。

脳出血発症から2か月後の8月14日の歩行訓練の様子

この日は面談の日で、母と私も病院に駆け付け、面談の後、実際の歩行訓練を見ました。

自分専用の長下肢装具が出来上がっており、専用の長下肢装具を付けての歩行訓練でした。

7月の面談で専用長下肢装具の購入を勧められていました。出来上がるのに1カ月ほど要するとのことで、弟が「出来上がった時には必要なくなっているのでは?」と言っていましたが、しっかり使わせていただきました。

現在は短下肢装具といって短くして足首を固定するのに使っています。

4点杖を使ったり、理学療法士さんに体を預けたりしながらの歩行訓練ですが、1カ月前と比べるとだいぶ歩行距離が長くなっています。

脳出血発症の時は、急性期病院の先生に車いす生活になる可能性も言われており、とても信じられない思いでしたが、実際は下肢についてはその後も着実に回復していっていました。

兄が急性期に先生から言われたことを母が友人の方に打ち明けたところ、そのご友人の知り合いの方も脳梗塞で先生からは車いすになると言われたが、リハビリを頑張られて今は歩いているから、望みを捨てないで、諦めないでと言われたのだそうです。

諦めなければ一歩ずつ前に進める、そんなことを教えられているような気がします。

理学療法士という仕事

歩行訓練の強い味方が理学療法士さんです。

動画にあるように体を使ってリハビリの指導をしていただいてます。

理学療法士は、立ち上がる、起きる上がる、歩く、寝返るなどの基本となる体の動作のリハビリテーションを行います。

兄がリハビリを受けることになり、初めてこのような仕事に従事されている方の存在を知り、自分の無知を恥ずかしく思い、若い理学療法士さんたちに敬意の念を抱きました。

体力のいる大変なお仕事と思いますが、車いすから歩けるようになることを支援する、右も左も分からない私たち家族にとって頼もしい存在で、素晴らしいお仕事だと思いました。

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コメント

  1.  更新ありがとうございます。待ちわびていました。お兄さんの中学生時代の同級生です。8月ごろに脳出血のことを知りました。電話で一度話をさせてもらいましたが状況がよくわかりませんでした。このブログによって、6月からのことや現在の状況がよくわかります。娘さんの前で一生懸命にトレーニングしている姿など微笑ましく思います。日々リハビリに取り組み回復してきているお兄さんに会えるのを楽しみにしています。

    • 桃太郎さん、コメントありがとうございます。岡山から中学時代の友達が応援してくれていることを知ったら、兄も頑張れると思います。
      いつもブログを閲覧いただいているとのこと、ありがとうございます。慣れないYouTubeの動画を添付するのにてこずって、更新に時間がかかってしまいました。
      今後も兄のメンタルだったり紆余曲折ありますが、兄が負けずに頑張っている姿を見ていただきたく更新していきます!

  2. 母です
    この時期は次男が見舞いに行く度、「あのねー事故のえーと…」  どうなって今こんな事に?原因が知りたく質問しているようでした。
    長男は発症前から自分の身体に気を遣っていただけに、「なぜ?」という思いが強く、納得いく答えが欲しかったのだろうと思います。しかし、担当医からは、はっきりした原因は分からないという説明でした。

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