1月10日、弟が自分の家に兄を招きました。
弟の家へ
弟は電車に乗る練習をするのだと、兄の家まで迎えに行き、二人で電車で弟の家へ行きました。
駅から弟の家まで10分ほどの距離ですが、杖をついて歩くと、25分ほどかかります。
弟の家に到着し、一息ついています。
弟夫婦の愛犬が熱烈歓迎で出迎えてくれたようです。
お礼の気持ちを伝えたい
お昼ご飯を義妹が作ってくれました。
兄が食べ終わり、しばらく何かを言おうと、考え込んでいるので、弟が聞きました。
弟「おはよう?」
兄「違う」
弟「こんにちは?」
兄「違う」
義妹「ごちそうさま?」
兄 それそれ、と言うように「ごちそうさま!」と言ったそうです。
その後、ケーキを御馳走になった後も、兄は考え込んで、弟が「ごちそうさま?」というと、
兄が「ごちそうさま」と言ったそうです。
ちょっとした一言、気持ちを伝える一言が出ないことは、ストレスを感じることだと思います。
その後、弟は銭湯に兄を連れて行きました。
銭湯にて
以前に温泉に兄を連れ出していましたが、今回は年季の入った銭湯に連れて行ったそうです。
銭湯までは徒歩15分程のところですが、やはり杖で歩くと30分近くかかったそうです。
途中、兄が疲れて足が止まってしまったそうですが、なんとか持ち直して銭湯まで無事到着したそうです。
発症前には毎週末に10キロジョギングしていた兄でも、杖で30分歩くのは辛いことのようです。
銭湯で困難に感じたこと
- 脱衣所に椅子がなく、靴下の脱ぎ履きが立ったまますることになり困難で、弟が補助したそうです。
- 浴槽に入るときも、温泉は手摺や階段があったりしますが、銭湯は浴槽が高く、手摺や階段がないので、麻痺した側の足を上げて出入りするのは困難だったそうです。
弟夫婦とほっこり時間
弟夫婦と兄は一緒に家から近くのもんじゃ焼き屋さんで夕食を食べたようです。
兄はとても嬉しかったのでしょう。自分でビデオを撮り、弟夫婦の笑顔をカメラに収めています。
(動画は弟から送られてきました。)
弟夫婦は私が思うに「しっかり×癒し系」を持ち合わせた二人です。
二人の話を聞いていると、こちらもほのぼのして、心をほっこりさせられます。
兄もきっとそんな二人のほっこりパワーに癒されたことでしょう。
帰りの電車
でも、やることはやるところが弟で、ストイックに兄をまた電車で送り届けました。
エスカレーターを降りるときはやはり不安定で少しふらつくようです。この時は弟が後ろから手を差し伸べていました。
人が混雑していると後ろからぶつかられたり、前が詰まっていたら杖がつけなくなったりと不安な箇所です。
駅は人が多いので、人が多い時間帯は避けたいところです。
改札の切符を入れるところは右側にありますが、右は麻痺しており、左手には杖をで持っているので、不便さを感じます。
この時は弟が兄のpasmo(電子決済カード)を改札口に当て、兄を先に通したそうです。
駅で困難に感じたこと
- 改札口のタッチする側が右側にしかないこと
- エスカレーターを降りるときが不安定になること
向上するにはチャレンジも必要
チャレンジして初めて気づくこともあると思います。心配ばかりでは何も出来なくなってしまいます。
安全面を考慮しつつ、焦らずも弟によるストイックな兄のチャレンジを今後も見守っていきたいと思います。
コメント
凄い!弟さんのサポートで自宅に銭湯までですかーお兄さんも刺激になり本当に良かったです(^_^)V強行スケジュールをよくこなされましたね🎶ご家族の支えが嬉しいですね💮
久美子さん、コメントに気づくのが遅くなり申し訳ありません。いつも温かいコメント、ありがとうございます!
弟の若干荒療治な強行スケジュールにこなせる体力を兄はまだ持ち合わせているようです。
また弟がビシバシとチャレンジさせることでしょう(本人はそういうつもりでは無く、楽しませたいだけなのですが)
弟との次回のチャレンジも見てください☆
ご家族での支え、心から応援しています。こんなに愛されているお兄さんは、きっと頑張る力がでていると思います!
久美子さんいつも温かいコメントありがとうございます!兄の力に少しでもなれていると嬉しいです☆
久美子さんのコメントからもいつも力をいただいていることと思います。