兄に言われた忘れられない言葉

爆笑問題の田中さん

先日爆笑問題の田中さんがくも膜下出血、脳梗塞を患い入院されたというニュースを目にしました。

田中さんは幸いなことに大事に至らなかったそうです。

本当によかったですね。

兄も発見は早かったのですが

15:00 会議開始

15:50会社の会議中に顔のひきつりを発症。発言中に呂律が回らなくなる症状

会社の方々が、熱中症を疑いすぐに手当を開始してくださいました。

15:55迅速に救急車を手配

16:00救急車会社に到着

16:30病院に到着

会社の方々の迅速で適切かつ最善の対応に頭が下がります。

病院に到着し検査を実施、そのときには付添っていただいた先輩の方に笑顔で会釈などしていたそうです。

ところがその後急に出血が増え、緊急手術となったのです。

兄の運命なのでしょうか

たびたび書かせていただいておりますが、兄には既往症も高血圧も肥満もなく、健康そのものだったのです。

会社の方々が適切に対応いただき発見も早かったので、後遺症も軽く済むのだろうと思っていました。とはいえ、歩き方が少しぎこちなくなったりするのかな。可哀そうだな。。くらいに思っていました。

しかし、現実は苛酷なものでした。

兄に言われた忘れられない言葉

私は昨年の2月頃に仕事でミスをして本社報告となり辛くて兄に相談したことがあります。

兄に言われたことは、

「会社である以上それ(本社報告)は仕方がない。次にしなければいいんだ。半年もすれば、そんなことあったね、と忘れているよ。優しい人もいて、見てくれているんだよ。

忘れられるかなぁ。優しい人が見てくれてる、かぁ。
そう信じてもう少し頑張ってみるか。

そう思わせてくれました。

それから3カ月ほど経って、兄から「どう?頑張ってる?」と電話がありました。

まだ気に掛けてくれていたことに驚きました。

「うん、頑張ってるよ。」

「そうだろ、時間が経てばたいしたことないだろ。」と言ってくれました。

弟から聞いた話ですが、弟にも私が仕事で悩んでると話していたそうです。

やっぱり、兄なんですね。妹、弟が心配なんですね。

私には兄から弟の体を心配するメールが来ていました。

そして今、兄の「優しい人が見てくれている」という言葉がいつも頭から離れません。

兄の会社の方々や、ブロブを読んでくださっている方々、応援のコメントを入れてくださる方々。

私の会社や周りにも心配してくださっている方が多くいるのです。

兄の言った通りだ。

世間って、こんなに温かく、優しい人がたくさんいるんだと。

今もなお、兄に教えられています。

兄が流した涙

先月、歌のお兄さんをされていた今井ゆうぞうさんが脳内出血で亡くなりました。

ご冥福をお祈りいたします。

兄はその記事を見て涙していたそうです。

どんな気持ちでその記事を見ているんでしょうね。

兄が入院中に母が元気づけようと描いた絵ハガキです
私が兄を元気づけたくて送った葉書です

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コメント

  1. ご家族様、はじめまして。
    お兄さんと弟さんに会社でお世話になっている後輩Nと申します。
    実はお兄さんの大学の後輩でもありまして、入社当初から色々と面倒を見てもらって、本当に感謝しています。

    こちらのブログへは、ぱいせんさんからの紹介で来させてもらいました。
    知識のない私でもとても分かりやすく、何よりも御本人・御家族を中心とした強い絆と深い愛を感じました。
    それがお兄さんのこれまでの回復にも良い影響を与えているのだと思います。
    今の私に出来ることは少ないですが、御本人様と御家族皆様を応援しています。
    優しいお兄さんに会える日を楽しみにしながら、これからもブログを読ませていただきます。

    • 後輩Nさん、コメントありがとうございます!
      妹の拙い文章で読みにくかったり誤字脱字があったりするかと思いますが、
      温かいお言葉をいただき大変うれしく思います。
      兄が関わらさせていただいた方々からのコメントをいただき、繋がれることは我々家族にとっても大変心強いです☆
      兄にまたお会いいただける日が来ることを私も楽しみにしています。
      また、紹介していただいたぱいせんさんにも大変感謝いたします。

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