9月20日からセンターへ入所し1カ月になろうとしています。
入所した頃はまだセミがないていましたが、今は金木犀の香りが漂う秋になりました。
センターでは月曜日から金曜日まで滞在し、土日は外出届を出して実家へ帰ってきています。
家からセンターまでの行き返り
家→バス→駅→電車→バス→センター
1時間半かかります。
入所して、スタッフの方にセンターから最寄りのバス停までの行き方を教えてもらい、一人で家に帰ってきて、一人でセンターへ行っています。
失語症友の会は水曜日に言っておりますがそちらへも一人で行ってセンターへ帰っています。
一度バスを乗り間違えたそうですが、自分で乗り換え無事にセンターへ戻れたそうです。
一度誰かと行けば、後は一人でも大丈夫です。
センターでの様子
兄はまめに写真を撮り家族のGoogleフォトアルバムに入れています。
家族はその写真で兄の表情や周りの方々との様子を見ています。
センターではいつも誰かと笑顔の写真が送られてきます。
兄を気にかけてくださる方がいて、声をかけてくださったり兄の自習を手助けくださったりしていただいてるそうです。
訓練内容
会社から復帰に向けて求められていることは自立した生活および会社へスーツを着て公共の交通機関を使い通勤しフルタイム勤務することはもとより、主に言語能力およびパソコン能力になります。
段階が進むと、新聞の記事を千文字にまとめたり、読書感想文などの課題があります。
その内容をセンターの方へお伝えしたうえで、兄と両親とセンターの方々と話し合い訓練内容が決まりました。
- メモ取り練習
- 発声練習
- パソコン入力訓練
- 言語グループ訓練
- 言語聴覚士との言語訓練
- 筋力トレーニング
- ストレッチ
夕方は新聞課題に向けて600文字新聞記事の転記、持参している平仮名等のドリルを取り組んだり、入所されている方とお話をしたりして過ごしているようです。
平仮名ドリルについては同じく入所されている方に勧められて用意しました。
土日の過ごし方
- 会社に提出する状況報告書の記入、
- パソコン入力練習、
- トレーニング用のバイクを漕ぐ、
- 散歩、
- マッサージなどして過ごしています。
今週はカラオケに行きました。
カラオケは、発症前はあまり歌が好きではない印象で、家族とカラオケに行っても聴いていることが多かったのですが、人が変わったように楽しそうに気持ちよさそうに好きなサザンの曲を歌っていました。
兄から歌っているところをビデオに撮るよう言われたのでカメラも回しました。
残念ながら著作権の関係で投稿できません。
兄に人が変わったようだねと言うと、「はっちゃけた」と言いました。
脳出血を発症し、片麻痺失語症になって2年4カ月
復帰に向けて難しい課題に諦めることなく前向きに取り組む兄の姿に、まだまだ学ばされることが多い妹です。
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